家族の用事と仕事、どちらを選びますか

昨日は、次男の通う幼稚園主催の

『歌発表会』(^^♪


何か月も練習してきた歌を、

生まれて初めて

大きなステージで

披露する日です(^○^)


『おとうさん、ぼく、

 いっしょうけんめい

 れんしゅうしたからね、

 たのしみにしててね(*^▽^*)』


次男もワクワク、

楽しみにしています。


ところが…。

何とこの日、孫の発表会を

楽しみにしていたはずの私の母が、

来れなくなってしまったのです。


今年68歳になる母は、

今でも現役のホームヘルパー。

一日に何件も

高齢者の家を回って、

得意のご飯づくりに

家事洗濯、買い物。


雨の日も風の日も、

自転車に乗って出かけていきます。


利用者さんの中には

母と大して年齢の変わらない方も

いらっしゃるそうですが、

どこの家に行っても

優しくて愛情いっぱいの

母は人気者。


今日も、

『どうしても休めなくて』

と孫の発表会に

参加できませんでした。

『えー!

 事前にスケジュールも分かってたし、

 孫も楽しみにしてるんだからさ、

 仕事ちゃんと休んどいてよ…』


以前の私なら、

そんなことを

思っていたと思います。


でも今回、どうしても休めなかった、

という母の姿を見て、

気づいちゃったんです。


なぜ母が仕事を

休めなかったのか。


それは、母が

『自分(や家族)のために』


ではなく、


『人のために』


働いているからなんだ…と。


生活費を稼ぐため、とか、

家族を養うため、

という理由ならば、

事前にスケジュールが

分かっていたら、


『ちょっと今回、

 孫の発表会なもので…』と、


調整したり、

替わりを頼んだりして

休めたかもしれません。


しかし母は、


『絶対に母にしか

 できない仕事』


をしていて、


替わりの利かない仕事、つまり


『あなたでなければ困る』


と言われる仕事をしているんだ…と。


母は、10年前に難病にかかり、

誰よりも命の尊さを知っています。


残された時間を意識したからこそ、

【今】を精一杯明るく、

『誰かのために』

生きられるのかもしれない…と。


私も、あと何年生きられるだろう?

残りの人生を、

誰のどんな役に立って

終えることができるだろう…

と、母の働く笑顔を見ながら

ふと思わされた瞬間でした。


僕、いつまでも

生きられるような顔をして

日々を生きていないか…


もっともっと、

誰かの役に立ちたい…!!!と。

母の仕事は、

あと数年で定年を迎えます。


仕事が大好きな母、

定年になったらどうするんだろう、

もし家にこもっていたら

ボケてしまったりしないかな、

大丈夫かな…と心配になり、

聞いてみたことがあります。


「お母さん、定年になったら、

 その後どうするの?」

「そりゃ、

 ボランティアするよ(*^▽^*)(即答)」


参りました…(◎_◎;)(笑)


この人の息子で生まれてこれて

本当に良かった…と心から思い、

笑いながら

ウルっとしてしまいました(笑)


本当にこの人は…

人のことしか考えてない。


もはや、

セルフイメージなんてものも

存在していない(笑)


『自分の命とか

 お金とかね~

 誰かの幸せのために

 喜んで使えたらいいよね♪

 あの世に、

 思い出以外なーんにも

 持っていけないんだもんねえ♪』

子どもの頃から、

母がよく言っていた言葉です。

誰かの役に立って役に立って、


 【我が人生、

 一片の悔いもなし】


母はそう言っていつか、

笑顔でこの世を

去っていくんだろうな…


そんな母の小さな背中が、

大きく大きく見えました。

『おばあちゃんは、

 きょうもこまってるひとを、

 たすけてるんだねえ(^○^)』

次男のほうが

よくわかってる…(◎_◎;)!(笑)

私にしかできない仕事。

私にしか、生きられない人生。


親子でそんな人生を歩もう。


年末年始は、また父母と

ゆっくり語ろうと思います。

どうか今日も幸せな一日と

なられますように。